YouTubeを中心に巷で話題の激痩せトレーニング「HIIT」をご存知だろうか?
有酸素運動や単純な筋肉トレーニングより効果的に痩せられるとして実施している人が続出しているという。今回はこのHIITについて説明したいと思う。
HIITとは「High Intensity Interval Training」の頭文字をとった略称で、日本語に直すと「高強度インターバルトレーニング」という意味だ。
元々はオリンピックアスリートの心肺機能を高めるためのトレーニングである「タバタプロトコル」を応用したものだ。このタバタプロトコルは簡単にいうと「20秒全力を出し切り10秒流す」を繰り返すトレーニングだ。
なんか聞いただけでも吐きそうな予感が・・
このタバタプロトコルは先ほども述べたが、例えばアスリート動作を繰り返しやることでその競技の心肺機能を高めるための目的であったが、いつからかダイエットにも有効だということがわかってきて、近年ではよりダイエットに特化したトレーニングが現れてきた。
究極の時短トレーニングで5分で1キロガチで痩せる
トレーニングの内容は実にシンプルで「ダッシュ」を20秒全力でやったあと「ジョギング」を20秒する。これを6セット絶対に手を抜かずにやってみる。多分初心者は2〜3セット程度で限界を迎えてしまうだろうが、絶対に諦めてはいけない。とにかく辛くてもいいから6セット挑戦してみて欲しい。体に乳酸がたまり、動けなくなるだろう。何よりすごいのはこれを実施することができればたった4分だ。短時間ではあるがランニング10キロ程度の効果があると言われている。
私は2回で無理でした・・・・
毎日続けることができれば、どんどんと慣れてくるので6〜7セットはいずれ実施できるようになる。もし強度が足りなかったり自分を追い込みたい人は10セットに挑戦してみて欲しい。そこがゴールとなる。それでもたった10分未満で終わるので有酸素運動に比べて効率がいい。
最近の常識で有酸素運動は「遅筋が発達し、やればやるほど脂肪が燃えにくい体になる」というジレンマがあるが、このHIITは無酸素運動がメインとなるため遅筋が発達することがない。また継続的で単調な動作がないためにホメオタシス(恒常性の維持)という体の慣れを起こさせないために毎回体に新しい刺激を入れることができる。それでもダッシュに飽きたり雨が降って外に出るのが億劫な人は「ジャンピングスクワット」などの全身運動を取り入れることでさらに脂肪燃焼が進むだろう。
HIIT後のトレーニングは筋肉へのご褒美タイム
ここへ来てさらにHIITの効果を生かすためにキツい体の状態ですぐに筋肉トレーニングに挑んで欲しい。体はかなり疲労が溜まっているので、怪我がしやすいので注意が必要だがアドレナリンがでている状態でやるトレーニングは筋肥大にも効果的なためにメリットが大きい。
ダッシュ後の筋トレはまじでテンション上がる
ただここで注意して欲しいのは体の脂肪が燃えやすい状態になっているためしっかりとトレーニング前にプロテインを摂取して血中アミノ酸濃度を高めておくといい。筋肉の分解を防がずに効率的にダイエットができるだろう。
簡単に10キロダイエットを成功できる!
これまで、ダイエットといえば食事を控えたり、マラソンをしたりという選択肢がほとんでありほとんどがリバウンドをしてしまうという結果になり挫折した人が多かった。ただこのHIITは体の脂肪を超短時間で効率的に燃やすことができる。トレーニングとしてはかなりキツい部類になるが、自分に妥協にせずしっかりとやりきれば簡単に10キロ痩せることができる。
ぜひ挑戦してみてほしい。
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