ケトジェニックダイエットとMCTオイルで10kg減!現代最強の減量法である理由が最新研究で明らかに!

ライフスタイル

前回の記事で、「カロリー制限や食事制限、運動がダイエットにとって全く影響しない」

という衝撃的な事実を最新の欧米の論文から明らかにした。

・食事を減らし、運動を増やした生活を続けても減量に効果なし
・強度の有酸素運動を続けても減量に効果なし
・カロリー制限と運動によるダイエットの科学的な根拠なし
それでは逆に最新の研究で「痩せる根拠となる」正しいダイエット方法は何かということを詳しく説明していきたい。
ここで述べるダイエットは、1〜2kgの中途半端なものではなく10kg近くを短期間で痩せる方法であるため、これまでどうしても痩せることができなかった人は是非トライして欲しい。

食べないで痩せることは不可能、「食べて痩せる」

ここでしっかりと認識して欲しいのは体重を減らすのではなくて脂肪を減らすことが目的だ。

長い目で見てリバウンドをしない健康的な体を作るためには短期間で脂肪だけを燃焼する必要がある。

ここで巷で溢れている「糖質オフダイエット」は体重は始めてからすぐに1〜2kg痩せることができるが、実際は体内に蓄えられたグリコーゲンやその中に溜められた水分が抜けただけであるのだ。
糖質オフでは肝臓や筋肉に蓄えられたグリコーゲンと水分が減り一時的な減量をした錯覚に陥るが、脂肪はほとんど落ちていないことが多い。
何度もいうが大切なのは脂肪のみを燃焼させることだ。

そんな都合のいいことできるわけないだろ?

それができるのである・・・!

カラダを糖代謝モードから脂肪代謝(燃焼)モードへ変更させる!
  • 通常時 ⇨ 糖代謝モード・・・糖質をエネルギーにして脳、内臓や筋肉を動かしている。
  • 特殊時 ⇨ 脂肪代謝モード・・脂質を元にエネルギー源を作り出して 〃

この特殊時というのがキモで、いろいろな条件が揃わないとなかなかこのモードに入らないのだ。

順を追って説明していこう。

まず、脂肪代謝モードになるための第一条件としてを体内から枯渇させる必要がある。ご飯を茶碗半分にするとか、パンを全粒粉にするとかそういう甘いレベルの話ではなく、一切摂取しないことが必要だ。

もちろん炭水化物(糖質)を取ることは健康においては大切であるため、あくまで短期間で脂肪を燃焼させて5kg、10kg、20kg痩せるためには、糖質はほぼカットする必要があるのが前提だ。

具体的には糖質の貯蔵庫であるグリコーゲンが体内(脳、肝臓、筋肉など)に400gあると言われているが、これを全てなくす必要がある。そのためには、中途半端な糖質制限であると枯渇することなく一生「糖質代謝モード」が続いてしまうのだ。

 

日本人は脂質代謝モードになりにくい体質だ。米や麦などの穀物を中心にしてきたため、脂肪代謝モードに必要なカルニチンの摂取が少ないこと原因だ。
前置きが長くなってしまったがこれからが本題だ。
ではどうやって脂肪代謝に持っていくかという話に移ろう。

ケトジェニックダイエット(Ketogenic Diet)

ケトジェニックダイエットとは糖質制限やカロリー制限とは違い、糖質を抜きつつ大量の脂質を摂取する方法だ。最近、ダイエット界隈に彗星のごとく現れた方法であるが、意外と間違った認識をしている人が多い。ここで最新の研究から正しい情報を述べていきたい。
ケトン体とは体内に糖が枯渇した時に代わりにエネルギーとして使われる物質。
主に脂質から作られる。
体内から糖がなくなったとしても、脳や体を動かさなければならないため、体に蓄えておいた脂肪からケトン体を作り出してエネルギーを作り出す!
まさにこれが糖代謝モードから脂肪燃焼モードへの切替なのだ。
このケトジェニック状態を作り出すためには主に食事を変える必要があり、
  • 高脂肪
  • 中タンパク質
  • 低糖質

これがざっくりとした食事のイメージである。

高脂肪についてだが、「牛肉、豚肉、鶏肉バンバン食べていいよ!」といった内容で様々なネット上で書かれていることが多いが、先ほども述べたように、日本人は欧米人と比べて胃腸が弱いため肉の油を分解する能力が低い。そのため、主に脂肪として摂取するのはMCTオイルだ。

MCTオイルとはココナッツオイルから中鎖脂肪酸だけを抽出した油であり摂取・吸収されれば直接、肝臓に届けられてケトン体を作り出すことができる。※ココナッツオイルでは他の脂肪酸が含まれていて効率が落ちる。

過去にケトジェニックダイエットは別に実際に試した感想を述べているのでこちらを参考にして欲しい。

MCTオイルを3ヶ月使ってみた!ダイエットや抗カンジダ作用などその効果・体感は?

中タンパク質についても誤解がある。激しいトレーニングなどで筋肉の損傷が激しい人は別として普段の生活の中でケトジェニックダイエットを取り入れたい人は体重と同じグラムのタンパク質の摂取で十分だ。体重と同じグラムとはたとえば60kgの人であれば、60gということ。
実はタンパク質を構成するアミノ酸の中には糖新生と呼ばれ、血糖を作り出す能力を持つものがあるため、せっかくケトン体質になっている状態を再び糖質代謝へ切り替えてしまうといった悪さをするのだ。
よくボディビルダーの動画を鵜呑みにして、高タンパク食を続けながらケトジェニックを行うと失敗するので注意が必要だ。
タンパク源としては鶏肉、青魚、レバー、豆腐、プロテインなどがオススメだ!
以上のことを踏まえてケトジェニックダイエットの食事の内容を示したい。
・糖質は1日10g以内 ⇨ かなり辛いがケトジェニック状態を作るために必須
・MCTオイルは1日45〜80g ⇨ 空きっ腹はNGで1日数回に分けて摂取
・タンパク質は1日 体重g ⇨ 多く摂取すると、糖を作り出すので注意
・オメガ3       ⇨ ケトン体の生成の他にも健康に好影響
・ビタミンミネラルサプリ  ⇨ 健康維持のため
何度もいうように、この食事内容は数ヶ月で劇的に痩せることを目的としているため、糖質制限などかなりきついものになっている。しかし、いったん脂肪燃焼モードに入ってしまえばこれまで落ちなかった腹回りの脂肪がみるみる現象していくことがわかる。

ケトジェニックダイエットを試して失敗したら?

まず間違いなく体内で「ケトン体」が働いていないことを疑った方がいい。たとえば、糖質の量が多かったり、タンパク質を取りすぎていたり、MCTオイルが偽物だったりなど。特に糖質制限でいえば、たとえば野菜にかけたドレッシングが糖質たっぷりだったり、ステーキの備えつけの野菜がじゃがいもや揚げたポテトなどだったり、意外と糖質過多である場合が多い。脂肪燃焼モードはしっかりとスイッチさえ入ってば多少の糖質でもケトジェニック状態は続くと言われているが、中途半端だと途端に糖代謝に戻ろうとする傾向がある。

とにかく辛くてお金がかかるかもしれないが短期間で劇的に痩せる楽しみを味わって欲しい。

 

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