話題のNMNサプリは本当に効くのか?ホリエモンや山本義徳が推薦する奇跡の若返り成分とは?

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アメリカのセレブの間で爆発的な人気のサプリメント「NMN」をご存知だろうか?

奇跡の若返り成分が入っているとして日本でも実業家のホリエモンや筋トレの第一人者の山本義徳氏がこぞって摂取するなど、ブームになっている。

しかし、このサプリメントはとても高価で1瓶あたり30万円以上するものもある。一般人がとても手を出せるものではないが、若返り、生き生きとした生活が本当にできればそれくらいの支出は惜しいものではない。

果たしてこのNMNは本当に若返ったり長寿を実現できるのか?健康チャンネルNobunaga氏が自身のYouTubeで見解を述べている。

有名なYouTuberやインフルエンサーがこぞって紹介

NMNサプリメントを飲んでいます!

このサプリを飲んで若返った気がします。

サプリメントに明るい人であれば、こんな文言を最近よく見かけるのではないだろうか?有名YouTuberやインフルエンサーが自身のSNSでこぞって紹介しているNMNサプリメント。

だたこのNMNについてよく知らないことが多かったり、本当に効果があるのか?ということはかなり疑問である。

こういうような(怪しい)サプリメントは実は偽物や偽薬などが多く、実際には効果がないことなどHMBサプリなどでも明らかになっているために実際に購入するのはよく知識を蓄えてからの方がいい。

NMNサプリについて詳しく調べてみた。

NMNサプリメントは若返り?慢性疾患の治療につながる?

まず、最初に結論からいうと、このNMNサプリメントに「若返り」や「健康長寿」、「慢性疾患の改善」に関するエビデンスは一切ない

確かにマウスを主体にした動物実験では成果が得られているというが、ヒトに対する臨床試験の数は少ない。今まさに始まったばかりの研究であるため、過度な期待を寄せるには慎重になった方がいい。さらに、ヒトでの長寿研究は同じ環境に置かれるマウスなどと違って様々な環境下で置かれるため、そのエビデンスを得られることが不可能であるため、本当の意味で効果があると言えるのかどうかには疑問が残るのだ。

ヒトは、遺伝子や生活習慣、食事、環境が一定でないため、NMNの長寿や若返りに対する研究結果を示すのはかなり困難である。

NMNとは一体なんなのか?

ただ、ここで眉唾もののサプリメントとして一刀両断していいかというと必ずしもそうではない。実際に確かに成分として有効な結果が得られているという。

まずこのNMNについて詳しく説明していきたい。

NMNとはニコチンアミド・モノヌクレオチドのことで主にビタミンB3(ナイアシン)の代謝物のことである。

何故この物質が注目されたかというと「老いなき世界」というアメリカで出版された書籍から火がついた。遺伝子研究の第一人者である著者が長寿研究を行ったところ、このNMNの成分が効いているのではという結論に至ったという内容だ。

NMNは

  1. ビタミンB3(ナイアシン)の代謝物
  2. 長寿遺伝子の活性化
  3. 糖尿病、心臓病、肝臓疾患の予防

この中で、特に2番の長寿遺伝子の活性化が若返りや長寿の源となっているのでは?ということで注目を集めているのだ。

長寿遺伝子 〜 サーチュイン 〜

このサーチュイン遺伝子は主に下記の6つによって活性化することがわかっている。

  1. 適度な運動
  2. 断食や少食
  3. 寒冷刺激
  4. 温熱刺激
  5. レスベラトロール(ポリフェノールの一種)
  6. NAD+

これらの行為や摂取により、サーチュイン遺伝子が活性化されることで、細胞内のDNAの修復や寿命がのびたり、抗炎症作用があったりといいことずくめなのだ。

このNAD+というのが、NMNと密接に関わっているのだ。

ビタミンB3(ナイアシン) ⇨ NMN ⇨ NAD+
このNAD+は加齢によって減少してしまうため、年齢を重ねる毎に多く摂取する必要がある。
ただ、ここで頭のいい人であれば、NMN取らないでNAD+取ればいいじゃないかと思われる人もいるが、NAD+はそのまま摂取すると体内で分解されてしまい、望んだ効果を得ることができない。
それではさらに頭のいい人であれば、NMNという高価なサプリメントをわざわざ購入しないで、安価で巷に溢れるナイアシンを購入すればいいじゃないかと思うかもしれない。
しかし、このナイアシンはNMNに比べるとNAD+を生成する量が少ないことがわかっている。さらに、動物界に存在するナイアシンの形態(ニコチンアミド)はサーチュイン遺伝子の活性化を阻害する働きまであるのだ。
主にサプリメントからとる場合はサーチュイン遺伝子を活性化することができるが、ナイアシンフラッシュと呼ばれる皮膚紅潮や肝毒性などの副作用があることなどから摂取には注意が必要だ。
したがって、副作用もなくNAD+を多く生成できる成分としてNMNが注目されているのだ。
安全性はどうなのか?

ナイアシンに比べてNAD+の生成が多く、サーチュイン遺伝子を多く活性化することができることはわかったが、そもそも安全性についての議論はどうなのか?

慶應大学のヒト臨床試験によると1日に500mgまでであれば副作用が全くないことがわかっている。

しかし、一方で500mgだけでは体内への影響を与える分量として少ないとされていることもあり、今後さらなる研究が必要だ。

まとめ

NMNは成分としてサーチュイン遺伝子を活性化させ若返りや長寿を実現できる可能性をはらむサプリであることに疑いがない。しかし、ランダム化試験などで人間での臨床が多く進んでいないため、現状では高価な価格と広告による偽物などで踊らされる可能性もあるため、一般人が入手するのは控えた方がいいと言えるだろう。

今後の臨床研究の効果が期待されている。

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