現在、テレビに出ない日はないと言われている超人気コンビ・コロコロチキチキペッパーズのナダル。
コロナ禍でタレントの出演が激減している中で、狭き枠を総取りしている。
あのダウンタウンの松本人志と浜田雅功や明石家さんまなどから「天才」と評され、番組プロデューサーや構成作家からも信頼を置かれている。
一説には年収5億円を超えているとも言われており、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いだ。
コロチキ・ナダルの年収は衝撃の5億円!?松本人志が認める最強芸人!
そんなナダルが伝説となったのは日本テレビ系列の「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」で放送された24時間ロングインタビューだ。
今回はその内容を余すことなくまとめてみた!
番組冒頭からダウンタウンに悪態をつくナダル
拍手で迎えらえるナダル
開口一番に「いや、もう好き勝手やめてくださいよぉ!」と悪態を吐きガキ使メンバーの爆笑をかっさらう。
松本人志が「番組のノリで言ったこととかすごい気にして、だいぶ経ってから家の前に立ってそうなタイプだな」とナダルをいじると独特の奇声のような笑い声を挙げ一同ドン引き。
さらに松本が「ナダルは俺たちのことを先輩として思ってくれているの?」と質問を投げかけると「先輩として思ってますし、めっちゃ尊敬してます。なりたいと思ってるし、変わりたいくらいです。」と媚びへつらうも、ダウンタウンにかわされてしまう。
収録に遅刻。スタッフ激怒
24時間インタビューはガキの使い名物企画でタレントと1日中寄り添いながらその人の本性を曝け出す企画だ。
東京汐留のパークホテルの一室を借り切りスタッフ一同が準備をして待ち構えていた。
が、なんとナダルが大遅刻
予定の時間を1時間もオーバーしてホテルに到着した。
グラサンを着けてタクシーで悠々と現場入り、悪びれる様子もないナダルにスタッフが「遅くなりましたね?」と声を掛けると「いや、雨がね・・天気わからんからホンマに」と晴れた空を見上げて謎の言い訳。
たまらずスタッフも「こっちも朝からすぐにカメラを回せるスタンバイをして待ってたんで!」と強めにいうと・・・
「でしょ?(怒り)」
と謎の返しをするナダル。のっけからひんしゅくをかう結果となった。
24時間インタビューのスタート
ナダル「めっちゃ嬉しいですよ、正直。24時間インタビュー自分のこと知ってもらえる機会なんで。楽しくできたら。」
スタッフ「今日はありとあらゆることを聞いていきますので正直に、嘘のないように答えてください。」
ナダル「全部ほんなら今まであったホンマのことを言ってきます。ほんなら」
かなりスカした様子のナダルの姿に出演者一同から総ツッコミを食らう。
Q「生まれたばかりのナダルさんはどう言った感じだった?」
ナダル(以下:ナ)「可愛かったとは言われました。めっちゃ。玉のような、目に入れても痛くない」
ナダルは1984年12月23日、3人兄弟の長男として京都の小さな村で生まれ、すくすくと育ったという。
Q「本名は?」
ナ「本名ですか?本名あるんですけど・・・・」
Q「言いたくないんですか?」
ナ「ナダルでやってますから(怒)本名出して、それよぎってもねっ」
Q「いや、ナダルって芸名が強いので大丈夫じゃないですか?」
ナ「ナダルでやってるんです(怒)」
Q「本名をおっしゃっていただいていいですか?」
ナ「あぁぁぁぁ・・・・・本名は普通です。相浦英樹」
Q「割とカチッとした名前ですね」
ナ「上杉謙信の上杉家の家臣やったって聞いてます。お父さんが言っていたんでほぼ確です。」
Q「本当ですか?」
ナ「ホンマにホンマに?っていうまではつめてないですけど「家臣やったらしいで?」っていうのは聞いているんで。それ以上疑う必要もないじゃないですか?」
Q「そうですね」
ナ「元々は武家というか、そっち系の出身やって。武士も何もない平等みたいな社会になってからは基本的に農業やってらしいんですけど」
話は出身の京都府南山城村へ。人口2800人の小さな村である。
Q「南山城村?」
ナ「南山城村の中のニュータウン、村の中では発展しているほうなんで新興住宅街的な村」
Q「・・・ニュータウンていうのは?」
ナ「一応ね、南山城村ん中でいろいろ地区があるんすよ。童仙房とか田山とか高尾とかあるんすけど、ニュータウンってとこがあるんすよ」
Q「・・・・・ニュータウンっていう地名になってるんですか?」
ナ「・・・もう、みんなそう呼んでますね」
父、清一郎さんの禁断の話にナダルぶちギレ
インタビューは父、清一郎さんの話へ。
Q「お父さんと一番の思い出ってなんかあります?」
ナ「・・ん?まぁこれ言ってええんかな、、、生まれた時から○ンチンめくられて、物心ついた時 から○ンチンむいて石鹸で洗うっていう習慣があったんすよ。僕は。もう何の感情もなく。
でもなんか周りみたら○ンチンちゃんと洗ってないなって、「○ンチンめくって洗いーや、めくったろ」ってそしたら友達が「イテテテテ」みたいな。そんときに「はっ」って。
ホンマ痛いとかいう感覚がない時にめくられている(父への)感謝」
ナ「僕ももし男の子が生まれたら生まれた瞬間に・・・・(コーヒーをひとすすり)
めくって洗いたいですね(ドヤ顔)」
そしてここで、話は父がイナバの物置に何が保管されているのかという禁断の話題に。
Q「お父さんといえば、テレビで何かと話題の『イナバの物置』っていうのがあるんですが・・」
ナ「だから無理やて!(怒)無理ですって」
Q「怒ってます?」
ナ「怒ってますよ。無理やっていってのそれ」
露骨に苛立ちを表すナダル。
ナ「(コーヒーカップをガチャと机に叩きつけて)インタビューいうてもそりゃ。喋れること喋れんことありますからそりゃあ(怒)」
ースタジオへー
松本「ナダルは知ってんの?イナバの物置に何が入っているか?」
ナ「そりゃ知ってますよ。家族ですから。」
浜田「何でゆわへんの?」
ナ「そりゃ約束なんすよ。それはホンマに・・・何でこれオンエアしてんの?怒」
一同爆笑
ナ「カメラ止めたらなんぼでも言いますて。もうカメラの向こう側の奴ら信用ならんのですわ」
幼少期のナダル
話は幼稚園の頃のエピソードへ
Q「周りの子と自分はここが違うなって感じたことは?」
ナ「大器晩成なんですよ、僕。」
Q「どういうことですか?」
ナ「マジで保育園の頃アホすぎて、木琴とかも適当に鳴らしてたらええと思ってたんですけど、ルールがあるってことを知った時に、、、、悔しくて、、、泣いてました。」
Q「・・・・・?」
ナ「これは『ド』がなる、これが『レ』がなるっていうルール?意味がわからんくて。音があるって概念がないんです。僕。」
Q「・・・どどいうことですか?」
ナ「わっかないんですよ僕も。意味が。今、何いってのか自分でもわからない。」
一同大爆笑
ナ「とにかくなんかせなあかん時、ずっと泣いてる。」
話は進み、小学校時代へ
Q「小学校時代は成績は良かったんですか?」
ナ「まぁまぁ良かった方やと思います。小5くらいから賢くなってきた気がするんすよ。小4くらいまでとにかく落ち着きがなかったんですよ。休み時間になったら『わーーー』って走り回って、気付いたら裸で走り回ってました。」
ナ「わぁぁぁぁぁぁって言ってましたねホンマに」
ナ「小学校の頃から普通の人生じゃない気がしてましたね。なんとなく」
Q「当時の好きな芸人は?」
ナ「ホンマに僕、芸人さん知り出したの大学生なんすよ。マジで知らんすよ。」
Q「関西なのに新喜劇観てなかったんですか?」
ナ「そんなんは観ていい家庭じゃなかったです。」
Q「それはお父さんが止めてた?」
ナ「お父さんですね」
Q「何故観るのをやめさせていたんですか?」
ナ「アホになる」
お笑いへの出会いもないまま異性が気になる中学生時代へと突入する。
ナ「中学生の時とかほとんど女子とかと喋ってないんで」
Q「それは女子を意識しちゃってことですか?」
ナ「単純にいじめられてましたね。女子ほぼ全員に」
Q「どんなことを言われたんですか?」
ナ「まぁ授業中に単純に手を挙げたら、女子下ろすとか。『わかるやろ、それくらい。挙げるまでもないわ』って言われてガッカリするみたいな。んで外れたら外れたで、『なんで手挙げてん(怒)』って言われたりとか。下駄箱行ったら靴なかったりとか。もうガチガチのいじめです」
そのいじめのきっかけとなったのは入学間もないテストの時間のことだった。
ナ「廊下側の右前の席が僕の席になるんですけど“キーンコーンカンコーン”ってなって、ほいでテスト始めんでみたいになったら、一人女の子が『ちょっとまって先生』みたいな」
チャイムが鳴っているにもかかわらず遅れて教室にやってきた女子生徒。
ナ「『昨日私な、全然勉強してないねや』みたいな話ししだして、いやいやみたいな。先生もチャイムなってんやから入らなあかんやん、あんたが勉強してないのが悪いんやろって『そやねんけど、寝てもうてんやんか』みたいな。その・・・おもろい感じでやってるんすよ。その女の子」
ナ「だんだん腹立ってきて僕、みんな待ってるし。だから僕が「お前な?いい加減にせーよ」って、「お前な?お前のせいでみんなめっちゃ待ってんで!」、「お前な?勉強してへんのはお前が悪いんやろ」、「お前な?面白いと思ってやってるかも知れんけど、さっさと勉強やめて入れよ」って結構言ったんすよ。・・・・ほんならその女の子いきなり持ってた教科書パーンて廊下に叩きつけて、僕の方ずっと見ながら、教室入ってきて『今、入ろうと思っとんじゃ』つって。「ん?これ俺悪い?」と思ってドキドキしながらテスト受けたんですけど・・・・次の日からいじめが始まりました。」
ここから百人一首大会の話題に入るが、この詳細を詳しくまとめたのでこちらの記事を呼んで欲しい。
コロチキ・ナダルが爆笑いじめエピソードを披露!百人一首大会や交換日記事件などクズ芸人になった理由が明らかに
ナ「百人一首大会がめっちゃ辛かったっすね。中1の冬休み終わりに百人一首大会がある。もし、僕がこの大会で優勝出来たら・・・この流れ変わるかも知れんなって。そいでオカンにめっちゃ上の句詠んでもらってオカンが詠んだら、一瞬で下の句出るくらいガチガチに百人一首覚えたんすよ。」
そして待ちにまった百人一首がスタート
ナ「『なんとかの〜』っていったら“パーン”って取って、途中まで圧倒的1位。マジでこのままやったら優勝やってワクワクしとったら、次の上の句詠まれた瞬間に取った時に、女の子の手が僕の手に触れたんすよ。僕がさき取ったのに。そしたら・・・女の子が『いやぁぁぁぁぁぁ』って体育館響き渡って、先生が3人くらいおったんですけど、「なんや、なんや」って駆けつけてきて、女の子泣いているの見て「お前何したんやって!」って。そいで僕、なんもしてませんって。「なんもせんかったらこんなんならへんやろ!何したんや」って、僕なんもしてません!!!!って。ほいなら、女の子があとで触ったってわかって、また再開されたんですけど、始まった瞬間、もう一人女子がおったんですけど、その子が泣いてる女子の背中さすりながら僕の方睨み付けて『あとで石鹸で手洗っときや」って・・・・僕、ビクッてなって・・・・・そこから何言われても下の句出てこなくなって・・・」
ー開始から3時間半が過ぎてナダルたっての希望で趣味の釣りへ。車内でもインタビューは続くー
Q「部屋の中ではどんなリフレッシュをします?」
ナ「枕に顔埋めるんすよ。うううううって、疲れたぁぁって。ほんなら2〜3時間経ってるんで」
Q「いつの間にか寝ちゃう?」
ナ「いや、2〜3時間経って、何してんねんやろ?って。病んでるのかもしらんす。」
釣りが趣味だということもあって自前の装備は本格的。釣りをしながら大学時代のナダルの話を聞くことに。
高校卒業後、夢だった魚の飼育員など水産関係の仕事につきたかったナダルは近畿大学の水産学科へ入学。
Q「当時お笑いは興味あったんですか?」
ナ「大学の時に興味が出たというか。」
Q「どういうきっかけで?」
ナ「・・・・(釣りに夢中)あの・・・初めてちゃんとネタ見たのがオールザッツ漫才やって、麒麟さんの漫才がおもろ過ぎて。あっこんなおもろい人おんねやみたいな。」
Q「その時期にお笑いに興味を持って芸人を目指すようになった?」
ナ「・・・・(釣りに夢中)・・・」
ナ「ここあかんな」
釣りに夢中で気もそぞろ。せめて魚でも釣れれば絵になるが、2時間経っても釣れる気配がない。
Q「釣れないっすね!」
ナ「・・・いや・・・昼の釣りがちょっと」
Q「夜がよかったですか?」
ナ「夜の方が、どっちかっていうとやってましたね」
Q「夜がいいなら夜がいいって言っといてもらえますかね(怒)」
釣りをやめて、ベンチに腰掛けてインタビュー再開。
ナ「水産学科で水産系に進みたかったんですよ。特に、水族館で働きたかったんですけど。やっぱみんな飼育員やりたくて空きがないんですよ。んで流れ流れて漬物屋で働くことになって。神戸で奈良漬作る。」
本望ではない仕事につき悶々とした日々を過ごしたナダル。しかし25歳の時芸人への道が開ける。
ナ「友達とみんなで銭湯入ってて、年末かなんか。飲みに行って風呂入って帰りに『芸人やって見て欲しい』って言ってくれて友達が。別にそんな今の会社そんなやりたくないんやったら、一回やってみてもいいやろ?またダメでも就職すればええやろって、一回冒険してみろよって言ってくれて。それがきっかけですね。ホンマに」
Q「どうして、その友達が芸人やってみたらと言ったの?」
ナ「結構『面白い』とは言われてたんですよ。何がって言われたらわからんすけど」
Q「大事なとこなんで詳しくお願いします」
ナ「例えばなんか、友達と一緒に、大学の近くにダチョウ飼ってるとこがあって、ダチョウの卵取りにいくってなって、んで『相浦ダチョウの卵取ってきて』ってなるんですけど、ダチョウ20匹弱くらいおるんですよ。全部ダチョウ僕んとこついくるんですよ。どんだけ取りに行こうとしても全部僕んとこついてくるから卵取れへんと・・・・まぁそんな感じっすかね(ドヤ)」
25歳にして大阪NSCに入学。当然芸人はそんなに甘いものではなかった。
ナ「NSCに入って、面白いやつめっちゃいるってことがわかりました。仕切りもしたかったから。仕切りやったらそんなオモロなくてもええなと思ったです正直」
松本「これはひどい言い草やな・・・」
ナ「くりぃむしちゅーの上田さんとか・・」
ナ「NSC入りたての時とか結構仕切ってたんすよ。車も持ってたんで同期のやつ乗せたりして星観に行ったりとか」
Q「それ仕切りっていうんですか?」
ナ「・・・・それも仕切りですね(笑)」
紆余曲折を経て、2012年コロコロチキチキペッパーズ結成。コロチキのネタ作りについてナダルが昼間のインタビューで語っていた。
ナ「ネタ作りに関しては半々でやってます。出し合って出し合って苦しい時もありますけど、何かが繋がって繋がってってなるんで。やっぱそれだけネタってムズイんで」
2人で練りに練ったネタで結成わずか4年でキングオブコントで優勝。一気にブレイク。翌年には上京し活躍の場を広げていた。
この状況エピソードは過去の記事にまとめているのでご覧いただきたい。
コロチキ・ナダルの年収は衝撃の5億円!?松本人志が認める最強芸人!
順調に活躍を続けるナダルであるが、現状に納得いっていないという。
ナ「永遠に納得なんていかない気しますけどね今のまんまやと。自分から笑い取れてないですもん。」
Q「常に笑いのこと考えてなきゃダメなんですよね」
ナ「そうですよね。松本さんとかも飲みいって、どっか面白いこと起きひんかったらまた2軒目いってみたいな。って聞きました。」
Q「考えてます?」
ナ「考えたり、考えなかったり」
ナ「ホンマに松本さん超えていかなアカンって思ってます。松本さんと同じ道走ってたらアカン。自分の取れる・・笑い?」
Q「ナダルスタイルってどんなんですか?」
ナ「それを考えてます。めっちゃ広いんすよ。入り口はいろんなお笑いがあってこう行ったら間違えた。いろんな大きな間違いして・・・・キーンって」
ナ「研ぎ澄ましていってる感じ?だから芸歴っているんかなって思います」
インタビュー開始から9時間。表情にも疲れの色が。
24時間インタビューはさらに翌週へと持ち越される結果となった。
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