最近、テレビCMや健康番組などに「MCTオイル」という言葉を度々耳にするのではないだろうか?
「健康や美容にいい」などと紹介されているが、実際のところ本当に効果があるのか不安である。
だいたいこうゆうのって踊らされて終わるもんね
今回は著者自身が実際にiHerbでMCTオイルを購入して3ヶ月体感した感想をのべたいと思う。
MCTオイルとは?
MCTとは「中鎖脂肪酸(Medium Chain Trigryceride)」とのことで主にココナッツから抽出している。ココナッツは様々な脂肪酸からなっているが、その中でも
- カプリル酸
- カプリン酸
この2種類の中鎖脂肪酸を抽出しているものがMCTオイルと呼ばれている。
MCTオイルの効果
MCTオイルの効果については健康や美容に関わる分野だけでなく様々な種類があることで知られている。例えば
- エネルギーになりやすい
- 抗菌、抗真菌作用
- 抗炎症作用
- 抗肥満作用
- 抗乳酸作用
- 体脂肪になりにくい
- 抗てんかん作用
わかっているだけでもこれだけの種類の作用が報告されているのである。特にアスリートにとってはエネルギーになりやすい点や乳酸がたまらなくなるなどと言った作用があることから積極的に摂取している人が多い。
1日10gを2〜3回に分けて摂取
私が3ヶ月間実施したのは、ホットコーヒー(ぬるめ)に10g程度混ぜて1日に数回摂取してみた。
味はさらさらとした油で、珈琲の味を損ねることなくごく自然に飲むことができた。
次からは完全に個人の感想であるので、全てを鵜呑みにせずに自分の判断の材料の一つにして欲しい。
ダイエット効果は特になし
ここで、残念なお知らせを一番最初に挟まなければならないが、摂取することで「体重減少」を体感できたといえば「全くない」。脂肪がつきにくいと言われているが、果たしてそれも疑問符がつく。油のカロリーは1g = 7kcalあるので30gで240kcalとエネルギーになりやすいとはいえ、普通の食事をしていると、オーバーカロリーになってしまうため、これだけを飲んでダイエットというのは少し過大評価と言えるだろう。
あくまで、カロリー制限の中で取り入れば効果ありそう
体の好転は感じられた
私自身、腸が弱くコーヒーを飲むと下痢をしたりするのだが、このMCTオイルを摂取をした時は下痢することなく体調が良くなる実感が得られた。また私はアレルギー、アトピー体質であるために普段から使用している、ステロイド剤の副作用で「カンジダ菌」が太ももに現れるととてもかゆくて辛いのであるが、抗真菌作用のせいか確かにその痒みが弱まったように感じる。
カンジダクレンズとしての作用もありそう
まとめ
MCTオイルを3ヶ月間摂取してみてわかったことは、食生活を変えずに摂取していても決してダイエットに効果があるとはいえないし、太りにくい体になるという実感もわかなかった。しかし、抗炎症抗菌作用は間違いなくあると見られており、少量を継続的に続けていくことは体にとっていい影響を及ぼすと感じることができた。
コメント