JCBザ・クラス保有者が使い倒して気づいた真実のポイント還元率は0.3%以下だ!年会費の元は絶対取れない・・・

クレジットカード

JCBザ・クラス(JCB THE CLASS)を2019年12月に所有してからちょうど1年が経とうとしている。

奇跡のJCBザ・クラス取得!3年間で1000万円利用実績を重ねて

JCBが発行する幻のブラックカードとして知る人ぞ知るラグジュアリー感が味わえると、ワクワクしながら取得したことが記憶に新しい。

1年間あらゆるシーンで使ってみて気づいたことを、赤裸々に紹介したいと思う。

気づかれたことは一度もない笑

まず同僚や家族、店員さんが「あっこれJCBザ・クラスだ」と気づかれたことはこの1年間無かった(笑)

キャバクラや店舗などでモテようと思っている人は“まずモテない”ので注意して欲しい。

他人のクレジットカードをまじまじと見ることは少なし、黒いカードは街中に溢れているので二度見されるようなことはない。

なので、一度もラグジュアリー感を味わったことは無かった(笑)

年会費は55,000円をどう捉えるか・・?

年会費は55,000円と決して安くないが、JCBザ・クラスホルダーが声を揃えてあげるメリットとして、「メンバーズセレクション(メンセレ)が年会費の半分以上を占めているため実質の年会費は半額だ!」

よく考えたら欲しいものがなければ、ただ金を払っているだけだw

メンバーズセレクションの多くの商品は、だいたい1万円〜2万円程度が多い。

最も還元率が高いものとしてあげられるのは、JCBトラベルの海外旅行券3万円。次にディズニーランドペアチケット+ディズニーグッズ2万5千円。

確かにディズニーランドを利用する人にとってこの特典は嬉しい!しかしよくよく考えて見ると、別に普通に買うことが出来る。「JCBザ・クラスを持っていないと買えない商品がある」とかなら別だが、それが全くない。

昔は「CLUB33」という会員限定のレストランの予約ができたが、ホルダーが荒らしに荒らしたためにディズニー側から出禁になったのは有名な話だ。

海外旅行券3万円分もカラクリがあって、JCBトラベルを利用する必要があるが、そもそもJCBトラベルは他の旅行会社に比べて割高であるため、全くお得感がない。むしろマイナスになってしまう笑

よくいう年会費の半額以上の価値があるという定説は信じない方がいいと思う。

ポイント還元率も改悪に改悪を重ねる

これもネットには全く書かれていない事実を話す。

JCBザ・クラスをはじめとしたJCB系カードのポイント還元率は0.5%と書かれている。これはたく正しくない!

JCBザ・クラスは1000円の利用につき1ポイント。1ポイントごと5円分の還元率で0.5%とされているが、1ポイントの還元率が現在は3円分の価値しかないため正しくは0.3%だ。

これは本当に注意して欲しい。

JCBは「Oki Dokiポイント」と呼ばれる楽天でいう楽天ポイント的なポジションのポイントを用意している。

楽天は楽天市場で利用出来るため、1ポイントは実質1円としてありとあらゆる商品やサービスと交換(利用)することが出来る。

しかし、JCBが提供する「Oki Dkiポイント」は利用できる商品はごく限られた商品だけであり、楽天市場と違ってセール価格の商品がないためにほぼ定価、もしくはそれ以上の価値で交換させられる可能性がある。

楽天市場・・・・楽天ポイント→あらゆる商品が楽天市場で安く販売されている
JCB・・・・・・OkiDokiポイント→ごく限られた商品がほぼ定価で交換

実質の還元率は0.5%どころかもっと下がるために商品と交換するという選択肢はまず消える。

では何故、ポイント還元率が0.3%と記したか?というと、ポイントを現金に還元すると1ポイントあたり3円で交換できるからだ。

昔はOkiDokiポイントはTポイントや楽天ポイントへ高い還元率で交換できたが、Tポイントは2020年に廃止、楽天ポイントも還元率の大幅なダウン。

楽天市場やYahoo!ショッピングという巨大なEC市場での利用もできなくなった。

そこで現在最も実用的な交換先は「現金」という選択肢だけになり、その交換率が0.3%となったのだ。

JCBスターメンバーという利用額に応じたポイントアップ制度があるが、それはマックスでも楽天カード(年会費無料)以下であるため全くメリットがない。

カードを使う機会が極端に減っている社会に持つ必要があるのか?

1年間メインカードとして利用してきたが、現在の社会では、ペイペイやメルペイなどの簡易式な電子決済や、クレジットカードでもクイックペイ、iDなどの決済がありとあらゆる店で可能になっている。

実際、私の利用のほとんどは、JCBザ・クラスのQUIC Payだ。(ちなみにラグジュアリー感はゼロでただ黒のカードだ)

コンビニ、スーパーはもちろん街中の居酒屋やショッピングなどでも今後、どんどんと電子決済が可能になる世の中で、JCBザ・クラスを持つ必要は果たしてあるのか?再検討したい。

実際に新型コロナウィルスの影響で旅行やエンタメへの支出が制限されている中で、メンセレの唯一といっていい魅力だったチケットなどが全く必要なくなったために、ザクラスを解約する人が続出しているという。

今一度原点に立ち返って本当に必要なのかどうか考えたい。

 

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