無事にサファイアのステイタスを獲得して、JGC会員になれば辛かった修行はひとまず終了。上級会員としてのステイタスは安泰だ!しかし、さらにプレミアムなサービスを受けたいのは人の常。ここではサファイアのさらに上のJGCプレミアとダイヤモンドクラスのサービスをまとめてみた。
超人気路線の特典航空券を優先的に予約が可能!
上級会員に限らず、マイレージクラブに参加している人にとって最大の魅力は、獲得できる特典航空券だ。各々のフライトに必要なマイル数が貯まれば、無料で航空券をゲットすることができる。電車やバスに比べると、航空券の料金は圧倒的に高値だ。それが無料ともなれば、浮いた予算を他へ回せるために経済効率の高い特典だ!
・羽田(東京)発着 国内線 特典航空券(往復)
対象路線 | 通常マイル | ディスカウントマイル | JALカード割引き |
大阪 名古屋 | 12,000 | 10,000 | 9,500 |
札幌、福岡、那覇など | 15,000 | 12,000 | 11,500 |
宮古、石垣など | 20,000 | 対象外 | 対象外 |
ただマイルが貯まれば無条件で特典航空券が手に入るという訳ではない。フライトごとに特典航空券の座席が割当られていて、その数は多くないのだ。特典航空券の予約ができるようになると、空席は1日単位、人気路線のものでは1時間単位でなくなってくる。数時間前に空席があったにもかかわらず、いざ予約を入れようとすると予約画面すら開かないなんて現象も珍しくない。1つのフライトで入手できる特典航空券の数はとても少ないのだ。
ところが、ダイヤモンド、JGCプレミアのステイタスがあればJALグループ便の国内線特典航空券を、一般の予約開始日より早い搭乗日の2週間+2ヶ月前から先行予約することができる!
羽田ー新千歳、羽田ー福岡、羽田ー那覇などの人気路線は確実にダイヤモンドやJGCプレミアの先行予約が有効と言える。
座席クラスのグレードアップに超有利!
飛行機の機内の座席にはクラス分けがあるのは常識だ。JALの国内線には、ファーストクラス、クラスJ、普通席の3クラスが、国際線には、ファーストクラス、ビジネスクラス、プレミアムエコノミークラス、エコノミークラスの4クラスが設けられている。この座席によって、シートの広さや品質、機内食やドリンクの種類などの機内サービスに大きな違いがある。
飛行機への搭乗回数が増えていくと、空港のチェックインカウンターで思いがけず座席クラスのアップグレードを告げられることがある。インボランタリーアップグレード、あるいはオペレーショナルアップグレードと呼ばれる特別サービスだ。通称インボラという略称で呼ばれている。
このインボラが発生するのは、フライトへのオーバーブッキング(過剰予約)が原因だ。予約していた下位クラスの座席が満席になって座れない状況が発生すると、上位クラスの座席にアップグレードされるという仕組みだ。これは航空会社のマネジメントの問題のため、上位クラスへの座席の変更であっても料金据置で負担が発生することはない。追加料金なしでアップグレードされることがある。
このインボラへの優先権利について明確な基準やアナウンスはないものの、これまで先人の多くの人の体験などから、JGCプレミアやダイヤモンドクラスの人が優先して獲得しているためほぼ間違いなく上級会員向けのサービスであると言える。
キャンセル待ちの時に有利になる!
うっかり飛行機に搭乗し忘れたり、不慮の事態に巻き込まれてどうしても飛行機に搭乗しなければならない時がある。希望するフライトに空席があれば、通常に航空券を購入すれば問題はない。ただし、急に搭乗する場合往々にして空席がないことは珍しくない。この場合、空席待ちとなるが、この整理券には優先順位があり、ダイヤモンド、JGCプレミアはSランク。JGC、サファイア、クリスタルはAランク。一般旅客はBランク。と真っ先に呼ばれるのが上級会員なのだ。
いかがだっただろうか?このように多くのサービスが存在するJGCプレミアとダイヤモンド。サファイアで飽きたらない人は毎年チャレンジしてみるのもいいだろう。
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