令和を迎え、今では小学生低学年ですらスマートフォンを持つ時代となり
生まれたときからすでにインターネットやスマホが手元にある世代がどんどんと増えてきている。
一方で昭和・平成に青春時代を過ごした人たちにとってはまさに「ケータイ」の進化と共に大人への階段を上っていったように思う。
また不思議な程に、日本全国の皆が同じような経験をしてることにノスタルジックを覚える。
「ケータイ」が一般に普及した2000年初頭から今では「死語」となってしまった懐かしい用語や
「あるある」な出来事をまとめてみました。
センター問い合わせ
自分にメールが届いているのかチェックする機能で何度も紙飛行機を飛ばしたのではないでしょうか
主に好きな人からのメールをチェックするために行ったこの行為
常に「問い合わせ件数0件」となっていることで胸が痛くなったのではないでしょうか。
LINEのような既読という目に見える機能がなかったため何度も問い合わせをしたものです。
パカパカ、パカパカケータイ
今、残っている「ガラケー」のほとんどはこのタイプではないでしょうか。
NECが発売した「N500シリーズ」は当時として活気的な2つ折りタイプの携帯電話で
デザインがとても魅力的でもっている人は羨望のまなざしで見られていました。
初期はモノクロ画面でしたが、毎年新しいモデルが発売されました。
背面ディスプレイやカラー待ち受けなど年を追うごとにどんどん進化していきました。
日進月歩とはこのことをいうのかと思ったほどです。
そんな携帯の形状から「パカパカ」、「パカパカケータイ」という言葉で表現していました。
私はPシリーズだったからスライドタイプだったなぁ。。。Nは高かったなぁ。。。
着メロ
街中でiPhoneなどの着信音を聞くと「デフォルト」のお決まりのメロディが流れている。
私も今では全く興味もないが、かつてはケータイのメロディは
それぞれがこぞって自分の好きな音楽をダウンロードしたりして、着信音にしていました。
初期にはなんと「手打ち」で和音をそれぞれ一つ一つ打ちながら
再生し繰り返しチェックしたりしながら徹夜で自分のオリジナル曲作成をしていました。
音楽の才能がなくて途中で何度もあきらめたけど楽しかったなぁ
ケータイストラップ
これもスマートフォンになってからほぼ街中で見かけなくなりました。
ケータイにつなげる紐付きのキャラクターやビニールなどのアクセサリーです。
昔は観光地、コンビニなどあらゆる場所で販売されていました。
コギャル(死語)などは「ケータイより重いのでは?」
というくらい大量のストラップを付けている人がいました。
今でも化石のようなボロボロになったストラップを付けたおじさんを見ると恥ずかしくなります。
昔はモーニング娘。のストラップを付けていたな。懐かしいな。
チェーンメール
スマホになってから全く聞かなかくなったチェーンメール。
「このメールを受け取ったものは1日以内に10人に送らない(れば)と不幸(幸せ)になる」
という超迷惑な内容のものだった。
主に呪い系と幸せ系に分類されて、爆発的に流行ったもののその悪質性から一瞬で消えた。
添付画像に超怖い幽霊とかついてたりして夜中寝れなくなったな。。
ピッチ(PHS)、ウィルコム
このピッチとはPHSのこと。
ケータイとは通信規格が違う。当時は電波が微弱ということで病院などの通信手段で使われていた。
一般の人は「通話専用」のセカンドケータイとして使っているケースが多かった。
有名なところで「WILLCOM(ウィルコム)」だ。
このウィルコムは通話料金が安いことで知られていて、
当時、活気的だったのは「WILLCOM同士の通話が無料」であったということだ。
主にカップルが通話だけのために契約していたケースが多く、
破局とともに解約したりするなど、所有者にとってはとても淡い切ない思い出のものだ。
2020年にサービスが停止されるそうです。残念というかなんというか
イニシャルforever-love.@
「一体何のこと?」と思う人もいるだろうが、思い出してほしい。
クラスに1人は居たであろう彼氏・彼女のイニシャルなどを入れて「love」などで結ぶものだ。
付き合っていることや愛を表現するための「痛い系アドレス」だ。
おそらく「恋は盲目」状態のときにつけてしまっていたのだろう。
アドレスをそっと変えたときに破局したことがバレる、とても悲しい(痛い)出来事だ。
他にもアドレスで音楽の趣向がわかったよね。
「アドレス変えました。」
現在はLINEなどSNSが主流なので全くなくなってしまった「報告」の一種です。
昔は携帯電話毎に自分のメールアドレスを持っていたため、
メールアドレスが変わると一斉メールで「アドレス変えました」という報告をしていた。
このアドレス変更のメールにはさまざまな事情がありとても奥深いものであった。
例えば
- 破局とともに好きな人の名前が書いてあったアドレスが変わる
- 好きなアーティストが変わる
- ファッション感覚で変える
など、いろいろな理由で携帯のメールアドレスを変える(変えざるを得ない)ものだ。
中には1ヵ月ごとに変える人や、まったく変えない人がいた。
そんな中、よく起きてしまうのがこんなやり取りだ。
「すみません、登録するの忘れてしまいました。誰でしたっけ?」
これは私だけでしょうか?いやそんなことはないはず。
上記のアドレス変更で面倒くさがりな人は登録することを忘れてしまうため、
登録していない謎のアドレスから「久しぶり?元気してる?」みたいなメールが送られてくると
「こいつ、、、、誰?」的な現象に陥る。当時メールは保存できる数が限られているため
確かめようがない。アドレスから推測するが全く情報がない場合、思い切って返信するのが
「すみません、登録するの忘れてしまいました。誰でしたっけ?」
という内容のものだ。やる分にはそれで解決するのだが、やられると結構ショックだ。
ちょっと好きだった人にやられた時マジで泣いた
先に切って。じゃあ「せーの」で切ろうか。せーの。。。。切らない
これは私だけでしょうか。いや、私だけではないはずだ!!!
とても恥ずかしい行為で、今考えると顔から火が出そうだ
当時付き合っていたカップルは電話が何時間も電話をしたあと「そろそろ切ろう」という話になる。
ただ、どっちも自分から切るのは嫌だとひと悶着があったあと、この必殺のセリフがでるのだ。
何度もやって結局切らないやりとりが何度かあったあと本当に切るのだ。
とても幸せな気持ちで眠りについていた。これはスマホでも若い子たちはやっているのかな。
まとめ
平成の時代に使っていたケータイは今考えると不便であったが、とても素敵なものであった。
令和の時代にスマホ持つ世代の子たちはどんな「あるある」が生まれるのか、とても楽しみだ。
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