【MTG】マジックザギャザリングの超高額カードランキングBEST10!トップはまさかの1億円!?

MTG

マジックザギャザリング(MTG)は1993年に発売された世界初のトレーディングカードゲーム。

今では70ヵ国以上で遊ばれていて、これまで発表されたカードはなんと17000種類以上です。

今回はそんな長い歴史を持つMTGの中でも最も価値のあるカードベスト10を発表したいと思います!(※ただし、プロモーションカードやエラーカードや限定カードなどは含みません)

一体どんなカードがいくらなのか楽しみ!

 

紹介するカードはどれも強力で流通量が少ないことが特徴!特殊な事情から年々どんどんと値上がりをしている為、価格はどれも参考値になります。

それではベスト10から発表していきましょう!

第10位 シヴ山のドラゴン(アルファ版) 60万円

こちらはマジックザギャザリングの初めて発売されたセットに封入されたカードで価格は60万円。マジック最古の強力クリーチャーで初期の中では一番人気のあるカードです。残念ながら今は最強クリーチャーとしての座は陥落しておりますが、黎明期の人気を確固たるものにした代表的なカードです。

遊戯王の『青眼の白龍(ブルーアイズホワイトドラゴン)』に近いもので、初期版が最も価格が高いのも似ております。ブルーアイズ同様に以降、何度も再録され、絵柄も様々なバージョンがありますが、そちらは安値で取引されております。

いまだに使用が許されるフォーマットで4枚使えるのはこのカードだけになることから、純粋にマジック黎明期を代表するカードといった印象です。

ただ人気というだけで60万円をつけるのはなかなかすごいことですね。

第9位 Tropical Island トロピカルアイランド(アルファ版)65万円

このカードはデュアルランドと呼ばれるなんの制限もなく2種類のマナを生み出せる土地カードの中でも最強の1枚です。

MTGは「マナ」呼ばれる呪文を唱える為のコストを支払う為に土地を出さなければなりませんが、基本的には1枚で1色に対応しています。しかし、このカードを使うと1枚で2種類(青と緑)のマナを選ぶことができるので、呪文を唱える幅や制限が格段に広がります。

最も高いアルファ版になると一枚で65万円。強さと希少性を兼ね備えた一枚と言えるでしょう。

しかし、ここまで価格が上昇する理由はそれだけだけではありません。 MTGには販売元のウィザーズ社がプレイヤーのカード資産を守る目的として2度とセットに収録をしない『再録禁止カード』として位置付けている為、価格が下がらずにどんどん値上がりしていくと言われています。

コレクターの中では資産として買い漁る人もいるくらいトレーディングカードの枠を超えたすごい存在となっております。

第8位 Tundra/Chaos Orb ツンドラ/カオスオーブ(アルファ版) 70万円

先ほどのトロピカルアイランドと同様にデュアルランドで青と白を生み出すTundraがランクイン。

カードショップがオリジナルパック(オリパ)で販売する時にあたり枠として設けていることが多いですよね。

そしてもう一枚はChaos Orbはカードゲームにあるまじきぶっ壊れカードで有名です。

プレイ台から1フィート(約30cm)上から落としてそのカードが触れたパーマネントを破壊するというカード。カードが「直接触れる」という効果はどのTCGにもない斬新なアイディアでMTGの中でも異彩を放つ人気カードだ。余談であるが、このカードの効果を最大限生かす為に、カードをビリビリに破って上から落とした。という逸話で溢れているが、本当かどうかは当時のプレイヤーしか知る由もない。もし本当だとしたらとんでもなくもったいない話だ。

第7位 Volcanic Island/Timetwister ヴォルカニックアイランド/タイムツイスター(α/β版)100万円

なんとここからは一枚の価値が100万円を超えるという規格外のカードが登場してきます。

Volcanic Islandは青と赤を生み出すデュアルランドです。こちらのカードは初期版であるアルファ版には何故か収録されておらず、次作であるベータ版で収録された謎のカード。カードデザインも相まってファンが多いカードです。

そしてもう一枚は、いよいよここで登場する「パワー9」の一角。

MTGには長い歴史の中で洗練された最強カード9種をこう呼び、強すぎるが故に多くのフォーマットで禁止されています。そのパワー9の中でも最も弱いとされているカード「Timetwister」。9枚の中で唯一、人気フォーマット「統率者戦」で使えることもあり価格がキープされている一因でもあります。

お互いの手札と墓地をデッキに戻し、7枚引き直す。という超豪快なカードで、相手の計画を狂わせたりマリガンの調整に使ったりというアドバンテージが取れる一方で、使いづらさがある為に使い手のセンスが問われる一枚だ。統率者戦の人気に伴い価格が上がっていると言われている。

第6位 Mox Pearl/Mox Emerald/Mox Ruby
モックスパール/モックスエメラレルド/モックスルビー (アルファ版) 110万円

このMoxシリーズは「0マナアーティファクト」で、土地を置かずにそれぞれの呪文を唱えることができる。通常土地は1ターンに1枚しか置くことができないが、このMoxシリーズは1ターンで複数を展開できるし、かつ多色マナを生み出すことができることで、相手より早く大きな呪文を唱えることが可能だ。また、0マナ呪文としてのメリットをうまく使うことでどんどんとアドバンテージを取ることができる。

このMox Pearl、Mox Emerald、Mox Rubyはそれぞれ白、緑、赤を生み出すことができる。私が始めた20年前に5万円くらいで販売されていた記憶があるが、そこから20倍以上に跳ね上がるなんとも豪快なカードである。

第5位 Time Walk/Underground Sea
タイムウォーク/アンダーグラウンドシー(アルファ版)120万円

まずUnderground SeaはMTG界最強高額の「パワー9」を押しのけてランクインする超有名カード。青と黒のマナを生み出せるデュアルランドです。この青と黒(通称ディミーアカラー)はマジックにおいて他の色の追随を許さない強力なカードが存在し、人気も高い為に120万円と高騰。このカードがランクインしています。

結局マジックは青黒が主役

Time Walkはたった2マナで自分のターンを2回行えるというぶっ壊れカード。

調整版の「時間のねじれ」が5マナであることを考えるとそのコストの軽さや使いやすさは異常とも言える最強カードの1枚。色拘束の少なさや全てのデッキとの親和性も高いところが人気を押し上げる原因だ。

第4位  Mox Jet モックスジェット(アルファ版)140万円

こちらMox Jetは人気カラー「黒」のマナが出せるMoxで価格が高騰。なんと140万円という高額になっています。黒の特徴であるクリーチャーを破壊したり、手札を破壊したりと相手の自由を奪いながら自分たちの優位に展開するというカードゲームの醍醐味を表すカードともあって需要人気共に高いものとなっています。

それにしても140万円なんていう高額カードで4位、ベスト3はどんなカードたちがまっているのでしょうか。

第3位 Ancestral Recall アンセストラルリコール(アルファ版)150万円

こちらのカード青1マナのインスタントで3枚ドローできるというデザインが特徴。ちなみにこの1マナシリーズは5色それぞれに存在する「5ブーンズ」と呼ばれるもので、アンセストラルリコールはその1枚です。初期の中で唯一「レア」に認定されていたとされ希少価値も高かったと言われている。その強力さ故にこの1枚は他の色に比べて圧倒的な値段が付き、現在ではなんと150万円という超高額な値段で取引されている。

第2位 Mox Sapphire モックスサファイア(アルファ版) 160万円

やはりマジックで一番人気の色、青を生み出せるモックスサファイアが堂々の2位にランクイン。他のMoxシリーズに比べても1.5倍以上の160万円という値段が付いていることからもマジックにとって青色は特別な色であると言えるでしょう。青は「打ち消し、ドロー」といったカウンターとして知られており、どのフォーマットでも存在感を発揮しており花形である。また、デザインについても他の色に比べて美しく「デザイン、強さ、人気」の三拍子揃った超高額カードであると言える。

第1位  Black Lotus ブラックロータス(アルファ版)  600万円

こちらMTGをしていない人でも一度は聞いたことがあるであろう幻のカード。Black Lotusが堂々の第1位。値段はなんと2位にトリプルスコア以上をつけ、600万円。

効果はとてもシンプル。0マナで生贄に捧げると好きな色3マナを生み出すという優雅で気品溢れるカード。もちろん超強力。

このカードは状態によって値段の幅が大きすぎてもはや「時価」に相当する、別格の存在だ。2019年3月のアメリカのeBayで鑑定済のニアミント(無傷)が出品されて、なんと1800万円の高額価格で取引されたという伝説がある。もはやその価値はカードの枠を超えて「絵画」の域に到達しているとも言われており、今後カードの価格が下がらないであろうとも言われております。

こちら発売当初1999年には5万円、2009年には50万円と価格がどんどん上昇しており、一説によれば、今後さらに30年間MTGが続く場合、ブラックロータスの価値は1億を超えるとも言われています。なんとも恐ろしいカードです。

いかがだったでしょうか?MTGにはこの歴史の中で過去のカードがどんどんと価値をあげていることもあり投資としての魅力もあることがわかります。是非お金に余裕のある人はブラックロータスを買ってみてはいかがでしょうか。

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