MTGの大人気のMTGアリーナ(MTGA)
PCで遊べる至高のTCGというタイトルで全世界の対戦相手とその腕を競うゲームだ。
セット数もどんどん増えてきており、最強デッキを目指して日々トライ&エラーを繰り返している人が多いのではないだろうか?
しかし、今アリーナを巡る環境が激減していることはご存知だろうか??
・アリーナの人口激減しすぎて、同じ対戦相手に1時間に3回あたった。もう辞める。
・スタンダードがつまらなすぎて作業化している。・なんで必ずダイヤモンドティアランクのランクアップ付近で必ず連敗するんだろう笑
・課金し続けると負けるプログラムがあるよ!
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コロナでアリーナの収入が激減・・・スマホ版のローンチも廃止へ
新型コロナウィルスの影響で、紙媒体の世界大会などが軒並み中止となり、運営はその大会をアリーナへ移行しているなど、環境はネット対戦にとって追い風になっていると思われていた。
しかし、、、実際はMTG自体の人気が下火であり、アリーナへの移行が不発。紙媒体と共に収益が激減しているという。
そもそも、MTGの人気を支えている人口の年齢比は
- 30代・・・80%
- 40代・・・15%
- 20代・・・5%
とTCGとしては稀有な人口比のため、一気にその層がいなくなると、収入は激減する構造となっている。消費行動が大きい30代の男性の収入が厳しくなったことで購買行動が控えられたことで収益が大きく減ったと見られる。
実際に、スマホ版のローンチ(発表)は1年前から進行しているということが言われていたが、ここへきて運営はプレスリリースすら行わず、沈黙を続けている。
紙媒体やアリーナの課金収益が見込めないため、スマホ版をリリースすれば、セキュリティや運用に莫大なコストがかかるため費用対効果が合わないという目論見よりリリース自体が廃止となったと見られる。
つまらなすぎるスタンダードと不正プログラムのダブルパンチに疲弊
まず、最近のスタンダードが異常につまらない。
これは著者をはじめありとあらゆるプレイヤーが異口同音に唱えることだ。
昔は環境がゆっくり進んでいたが、近年はアリーナの発展と共に、世界大会のデッキが発表されるとすぐに真似るデッキが増える。そのため環境が一気に激変し、アリーナ上で全く同じデッキとあたることが連続する。
同じメタデッキに当たりすぎて全く面白くない笑 YouTuber
実際に、アリーナを引退するYou Tuberが続出しており、他のゲームへ移行していることからもかなり無理があるゲームになりつつある。
アリーナは基本的には「スタンダード」を受け皿としているが、ただでさえ環境が似通いやすい環境で発展してカードプールが少ないため、くそつまらないフォーマットとなってしまった。
さらに問題とされているのが、一般ユーザーへの不正プログラムの存在だ。
実際にこの問題を運営に投げかけると完全無視されてしまい真相は闇の中なのであるが、主に課金をしていない人、課金をし続ける人は勝敗の調整を行ったり、全体的にランクアップの調整を行っているというものだ。
その根拠となるのが、4000万人と10億回のプレイを謳うアリーナで同じ人と対戦することが続出したり、ある特定の条件下で急に負け続けるなど、明らかに通常の確率では起こり得ないことが起きていると言われている。
スタンダードの終焉と紙媒体の復興
今、スタンダードの人口が激減しているのは先述の通りだ。アリーナの衰退と共にスタンダードの人気が風前の灯火となっている。その代わりに人気がでているのが、統率者戦を筆頭とした従来の対面形式の対戦だ。
eSPORTSの採用を目指していた運営の思惑は見事に外れ、現在では多人数戦のカジュアルデッキを使って楽しむ、まさにパーティゲームのようなデッキが好まれているのだ。
実際に統率者向けのカードプールの値段はカードショップ専門店でもかなり高く、MTGの価格は従来のモダンやパイオニアなどではなく統率者戦が支えているのだ。
逆にいえば、紙媒体の復興とも言えるため好ましいことなのかもしれない。
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