ゴルフの飛距離をアップする最強の最新筋トレ方法!GG理論デシャンボーも取り入れた技術を紹介!

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2020年はゴルフ会にとって新しい理論が多く浸透した年であった。

「地面反力」「GG(ジョージガンカス)理論」などこれまで無かった言葉がゴルフ雑誌やテレビで取り上げられ、 YouTubeではその理論を紹介する動画が大きく再生数を伸ばした。

これまで多くの技術や理論が紹介されてきたが、今年アメリカのPGAツアーで活躍したブライソン・デシャンボーがオフに20 kg近い増量を行い鋼のような筋肉(とそれを覆う脂肪)を手に入れた。

筋力トレーニングに加えて1日10杯近いプロテインを摂取するなど、バルクアップに励んだという。

これまで、ゴルファーといえば「過度な筋トレは厳禁」と言われていた。例えばあるプロゴルファーは「筋トレで飛距離が上がったが、アプローチや繊細なタッチができなくなってスコアを崩した。」などという話題が巷で一人歩きしていたことや、歴代の強豪プレイヤーがほっそりとした選手が多かったことが理由にあげられる。

しかし、デシャンボーはドライバーで400ydを超えるビッグドライブを連発するようになった。その有り余る飛距離はアドバンテージを生み、難関コースのパー5の2打目にウェッジを選択するなどゴルフ界のルール変更を示唆させるまでになった。

デシャンボーをはじめ、最近では数多くのプロ選手が最新のスイング理論を取り入れると共に、ウエイトトレーニングを取り入れるようになり飛距離が格段に上がってきている。

最新クラブの性能アップとGGスイング理論が曲がりが少なくなった

これまで、筋トレが厳禁と言われていたのは、ただ単に繊細さを欠くだけでは無かった。

昔のゴルフクラブは木からチタン、など素材が進化してきたが、どうしてもヘッドスピードがあがると、スピン量が上がり吹け上がったり、大きく曲がってしまうデメリットがあった。

そのため、ドライバーなどは小さい容量で曲がり幅をコントロールできるような玄人向けがスコアを作る傾向があった。

タイガーウッズなども昔のクラブにアジャストして技術で弾道や飛距離を自在にコントロールするタイプであった。

しかし、近年は金属の溶接技術などクラブの性能が上がり、飛んで曲がらないドライバーがどんどんとラインナップされてきた。

優しいクラブの進化の利益はアマチュアが享受されるものと思ったが、実は最もその恩恵に授かったのはプロゴルファーだった。

飛んで曲がらないクラブは飛距離のアドバンテージを大きく飛躍させるものとなり、いつしか「パワーゴルフ」の時代へ突入して行った。

・昔のクラブ・・・飛ぶと曲がる⇨技術でスコアを稼ぐ時代
・今のクラブ・・・飛んで曲がらない⇨少しでも飛距離のアドバンテージを得る時代
そこで生まれたのが、ジョージ・ガンカスメソッドだ。日本ではGG理論と呼ばれるゴルフスイング理論だ。
ここでは詳細な説明は避けるが、簡単にいうといかにボールに対してヘッドの動きが少なく効率よくヘッドスピードをあげられるかに特化したスイング理論だ。
これまでの感覚的な技術論ではなく、手や体の開閉を極力抑えながらヘッドスピードをあげるためのスイングを行うのだ。
日本では現在浸透中の理論だが、ゴルフ先進国であるアメリカや韓国などのジュニアではこの理論を抽出した方法で練習を行っているという。
飛んで曲がらないクラブを手に入れたデシャンボーのようなゴルファーたちが次に求めたのが「パワー」だ。

デシャンボーが実践した飛距離をあげるトレーニング

飛んで曲がらないスイングがあれば、極端な話400ydのパー4をワンオンする可能性が出てくるため強烈なアドバンテージとなる。

GG理論などからスイングでどの筋肉群が飛距離に影響を与えているかが明らかになっており、そこを重点的に鍛えれば、かなりの飛距離が期待できる。

ここでゴルフに必要な筋肉群とトレーニング方法を説明していきたい。

体を回転する動きを司る内外腹斜筋

最新ゴルフスイングに置いて重要なのは腕や手のローテーションではなく体の回転だ。

体の回転をアップさせるのは、腹筋の横についている筋肉群である「外腹斜筋」と「内腹斜筋」が重要となってくる。

回転の力と共に、サイドベンド(傾き)による力のタメが鍛えられることで、この筋肉群を鍛えれば確実に飛距離はアップする。

この筋肉群を鍛えるトレーニングとして最もいい方法は「ロシアンツイスト」と言える。

ロシアンツイストは、マットなどを敷いた床に寝転び、腰から脚にかけて上を垂直方向へあげて左右に倒して戻す運動だ。

自重で行える上、腹斜筋に加えて体幹も鍛えられるため必ず取り入れて欲しい運動だ。

回数は自分でできる限界を3セット。全力で行って欲しい。

クラブの動きを安定化させる背筋

デシャンボーの体つきを見て特に感じるのが、背中の大きさだ。背筋が発達している選手は飛ばし屋が多い(マキロイ、フィナウなど)

腹斜筋は回転を司る筋肉であるが、背中はスイングの起動を安定させ、飛距離線方向へ大きなパワーを生み出す。

回転の速さと飛距離線方向へのパワーが掛け合わせれて爆発的な飛距離を生み出すのだ。

トレーニングとして最適なのはチンニング(懸垂)だ。

懸垂は自重で行える最も単純な動作であるが、効果が大きい。鉄棒や壁などにぶら下がり頭を肩の高さまでの上げ下げを繰り返す。

最初は1回でもキツいと思うが、だんだんと強度を増やしていけばどんどんと回数をこなせるようになる。

できる限りの回数を繰り返し、体をいじめ抜いて欲しい。

地面反力を支える下半身

アメリカのPGAツアーで活躍する小平智がよく口にするのが「足の踏ん張りでヘッドが走る」ということだ。

これは手打ちをしないという表現であるが、飛距離をあげないための重要な要素だ。

インパクトに向けて体は大きな回転運動を行い、飛距離線方向へ大きな力を加えようとしている。

この時に、力をボールに最大限伝えるためには地面方向へ大きな力をかけなければならない。

バランスボールのようなふにゃふにゃした地面で飛距離は飛ばないのと同じように下半身がどっしりと力を加えられなければならない。

そのためのトレーニングとして最もいいのが、ジャンピングスクワットだ。

文字通り、膝を90度に曲げてからジャンプをして再びセットポジションに戻る動作だ。

なぜ通常のスクワットではダメか?というと、遅筋と速筋の違いである。遅筋は主に持久力を司る筋肉、速筋は瞬発力を司る筋肉だ。

特に下半身はインパクトの瞬間にかけて地面を蹴り上げる動作である「ジャンプ」に近いものであり、通常のスクワットよりはジャンピングスクワットの方がより効果的だ。

自重で鍛えることができるため、誰でも簡単に取り入れることができるだろう。

上半身より下半身の方が重要という論文もあるため、このトレーニングは飛距離をあげるためには絶対に必要と言える。

いかがだったであろうか?

これであなたも男子プロ並を飛距離を手に入れることができるかもしれない。

 

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