新型コロナの重症化はビタミンD欠乏が原因だ!栄養学の権威が発表

ライフスタイル

新型コロナウイルスが猛威をふるう中イギリスの最新論文が「新型コロナウイルスの重症度にビタミンDの欠乏が深く関わっている」と発表したことYouTubeで栄養学を中心に様々な論文を解説する「栄養チャンネルNobunaga」が明らかにした。

栄養チャンネルNobunagaは豊富な知見や自ら摂取した成分や薬効についてを深く正確に披露しておりこれまで、新型コロナウイルスだけでなはなく様々な病気についての対策法をあげている第一人者である。

新型コロナウイルスの重症化には「サイトカインの暴走を止める」

新型コロナウイルスの重症化の要因の一つに「白血球(免疫細胞)が過剰に反応し炎症系サイトカインを放出する」という内容が盛んに挙げられている。免疫細胞が必要以上に働いてしまうため正常な細胞をどんどんと壊していくサイクルになりどんどんと重症化してしまうと言ったことがあげられる。

そこでNobunaga氏によると、この白血球の過剰な反応をコントロールするのに「ビタミンD」が不可欠だという。

そもそも新型コロナだけでなく他のアレルギー反応についてもビタミンDは同じような作用がされるため今回の発見はこのウイルスについても同様な知見を得られたことが大きい。

「高齢者」の死亡率や重症化の原因の一つとして、加齢による「ビタミンD欠乏」が大きく関わっているのではないかと述べている。

血液中のビタミンD濃度が発生率と死亡率に逆相関していることが判明

この論文によれば、以前に採取した欧州20ヵ国血液中のビタミン濃度のデータと新型コロナウイルスの発症数や死亡率を比較したところ、血液中のビタミン濃度が高いほど、発症率や死亡率が低くでていることがわかったという。(この検証は被験者の血液中の濃度を調べている訳でないため因果関係ではなくあくまで傾向として出されたもの)

特に感染者数が多かったスペインやイタリアでは正常な血液中のビタミンD濃度よりも半分以下と、はるかに少ない濃度であったことから重症化しまったのではないかと述べられている。

この濃度についてNobunaga氏は「この高齢者のビタミンDは濃度は欠乏どころではなく「重度の欠乏」である」と表現していることからもヨーロッパ感染状況を裏付ける形となった。

ビタミンD欠乏はマクロファージの働きを弱める

我々の体をウイルスから守ってくれる「第一部隊」は血液中にあるマクロファージであり、その働きによりほとんどの外敵は死滅する。しかし、ビタミンDが欠乏しているとこのマクロファージの本来の働きが弱まり抗ウイルス作用が低下してしまう。さらにマクロファージが過剰に反応し暴走する「炎症系サイトカイン」というものも抑制する働きがあるためにビタミンDは必須であると言われている。

新型コロナによる重症化はウイルスそのものではなく、このサイトカインの暴走持続による正常な細胞破壊によって肺がやれているとみられている。

他にもビタミンD欠乏が要因とみられる報告が多数

今回の調査はあくまで「大まか」な調査であり、実際の感染者から血液を採取したりするものではないが、「傾向」としてビタミンDが関わっていることはほぼ間違いないだろうとしている。

さらにフィリピンやアメリカ、インドなどでも同じような報告があり今後さらなる精査が期待されている。

日本(厚労省)はビタミンDに注意というネガティブキャンペーン

Nobunaga氏は(珍しく)、日本の厚労省はHPで「新型コロナウイルスにビタミンDが効くという情報に注意」とわざわざ載せることに憤っており、ネガティブキャンペーンを行っていると批判した。

ビタミンDについてのランダム化試験(ビタミンDとコロナの関係を詳しく調査)をやっていないために確かに正確ではないのはわかるが、「感染症に対してビタミンD」は常識であり国の対応は行きすぎていると指摘している。

またNobunaga氏によれば、頑なに「栄養学」を否定するのは「製薬会社の利権」を守るためであるとしている。つまり「新薬や新治療法」といった癒着企業への利益を第一優先するために、ビタミンDの効果は認められないとしている。

これについては私も全く同じことを考えていて、ビタミンDのような簡単な方法で防いでしまうと厚労省の天下り先を確保するためには邪魔であるのでこれからも積極的に情報を開示することはないだろうと考える。

アメリカのトランプ大統領が言った「日光に弱い、日光をあびろ」という意味はおそらく日光浴をすることでビタミンDが合成されるためにそのことを暗に国民に示したのではないかと考えられる。(アメリカも製薬利権だらけだが、トランプは流石だ)

ビタミンDの働きに必要なマグネシウム

Nobunaga氏によると、ビタミンDが正常な免疫活動を行うために必要な成分として次に重要としているのが「マグネシウム」であるとしている。同氏はことあるごとに「マグネシウムの重要性」について力説しており、信憑性が持てるものである。

新型コロナウイルスに効果があるという確証はないが、これまで多くの感染症や免疫系の影響を考慮し自分の体を正常に整えておくことが重症化を防ぐ方法ではないかとしてる。

普段から栄養バランスを整えること

新型コロナウイルスについて研究が進み、だんだんとその素性が明らかにになってきている。

我々は未知のウイルスに対して一番は「接触しない」ことを優先して行動すべきである。その次に必要なことはもし仮に感染してしまった時に「最小限の被害」で留めることだ。そのためにはNobunaga氏が述べるようにまずは自分の体を健康に保つことが必要になってくるのだろう。

 

コメント