テレビ局に絶対に就職・転職できる方法とは!意外な狙い目とは

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かつて人気の職業として上位にランクされていた「テレビ局」。

今はネットが普及していて広告収入が下がっているとはいえ人気芸能人やスポーツ選手2世の就職先に選ばれることは多く人気はまだまだ根強いと言える。

サラリーマンやOLとして大企業の歯車として働くよりは自分のクリエティブな力を試したり、華やかな世界に身を置いてみたいという要望は誰にでもあるのではなかろうか。

しかし、いくら実力があったとしてもキー局をはじめ多くのテレビ局は誰でも入れるような簡単な世界ではないことは確かだ。

しかし、裏側を知ってしまえば誰にでも入社したり転職することは可能だ。

この「テレビ」という華やかな業界に就職する方法を徹底的に調査してみた。

キー局は別格の競争倍率

キー局というのは東京にある4大放送局である「日本テレビ」「フジテレビ」「テレビ朝日」「TBS」だ。

平均年収もおしなべて1000万円を軽く超えている。特徴的なのは組織の人数がそこまで大きくないので、誰もが皆高い年収を得ることができるため、20代後半から30代前半で1000万円を達成している。当然、その高収入を求めて毎年、何万人もの就職希望のエントリーがある。その中で入社できるのはわずが数十人と倍率は500~1000倍を超える競争率だ。中にはいわゆる「記念エントリー」といった類のものもあるが、それでもかなり高い競争率だ。

あなたが人事担当者ならエントリーシートを見るか?

もし仮に、キー局の人事担当者であるとして毎年、何万人もの応募用紙をあなたはじっくり見るだろうか?私なら絶対に見ない。エントリーシートで確認しているのは志望動機などではなく、多くは学歴や輝かしい実績だろう。輝かしい実績というのは、例えば「六大学野球のエース」などだ。考えても見てほしい。「この人大した実績もないけどとりあえず1次試験読んどくか」という余裕はないのだ。かなりの実績がない人は受けても無駄である。

半分以上は強力なコネ

テレビ局は「広告収入」によって成り立っている。そのためスポンサーが強い立場にあり、実際に多くの企業の役員の息子・娘たちが入社している。その影響力が強い(広告費が多い)企業であれば入社させざるを得ないのだ。ただでさえ枠が少ない中にスポンサー枠が組み込まれているため、一般人の枠はさらに少ないであろう。「コネなんてない」という人もいるが、実際に広告代理店もほとんどが「コネ」でありマスコミでは普通の景色なのだ。

キー局に入るためには「営業」を希望せよ!

それでもどうしても入社したいという人がいるのであれば、テレビ局の花形である「番組制作」を希望するのではなく「営業セクション」を希望するべきだ。多くの学生は「テレビ局=番組」と思いがちであるが、番組を作るためにはお金が必要で、そのお金を持ってくるのが「営業」である。かなりの激務であるがやりがいのある仕事であるが一般的に知られていない部分であるため、人事採用者もよく勉強していると評価されるかもしれない。

就職浪人する覚悟で「地方局」へアタックすればチャンスあり

これはマスコミ関係者からよく聞く話であるが、キー局で働くきらびやかな女子アナウンサー以外にも地方にはたくさんの「女子アナ」がいる。この人達はキー局を落選した後、全国の100以上ある放送局を受けまくる。就活マラソンを行う。これだけではなく、どうしてもアナウンサーになりたい人は「就職浪人」をしても自分の希望する職業に就こうとするのだ。

どうしてもテレビ局に入りたければ、それくらいの気概を持っているのか自分自身に問いただした方がいい。もし、自分が縁もゆかりもない地方でもテレビ局に入りたいのであれば是非挑戦してほしい。中々そのくらいの意気込みがある人は少ないため、意気込みを買ってくれる局がもしかしたら現れるかもしれない。

一番可能性が高い「転職」

そもそもテレビ局はキー局でも2000人程度と少ない。(トヨタ自動車は8万人)

そのためかどうかは不明だが、実は若い世代の人材が不足しているという。これはどこの企業もそうだが、転職などで働き盛りの世代がごっそり抜けてしまい管理職と若手が過多になっている状態がであるという。

キー局が中途採用を行っている情報はないが、準キー局の「読売テレビ」などでも最近中途採用試験があったという情報もあるなど今後、転職という選択肢もあるかもしれない。

まさにテレビはデジタルとの競合・共存を模索していて、あなたの知識や経験が業界に大きく与える影響は大きいかもしれない。

 

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