10年間ダイエットを繰り返した男がたどり着いた3ヵ月で必ず5キロ痩せるダイエットの方法

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学生時代はガリガリだった。20歳の時、身長170センチ体重58キロと日本人の標準体型であったが社会人になって、あれよあれよという間に10キロ以上太ってしまった。
10年以上経って、太ってはダイエットを決意、成功するもすぐにリバウンド。
もって3ヵ月くらいで挫折してしまうことが多かった。
また様々な流行の○○ダイエットなどを数々取り入れては全く痩せずに失敗してきたこともあった。そんな私がゆっくりではあるが、着実に痩せて現在でもリバウンドせずに10キロ痩せることができた。半年たった今もリバウンドしていない。何故、現在の体重をキープできているのかその方法を披露したいと思う。

何故何度もダイエットに失敗するのか?

この答えはシンプル「キツイ」から。
食事制限と有酸素運動の組み合わせは確かに効果てきめん。1ヵ月も続ければ5キロ近く簡単に痩せる。人によっては10キロちかく痩せることもできる。その一方で、食事制限は「野菜」中心で炭水化物、糖質やカロリーを極限まで抑える。空腹と戦いながらヘロヘロになって有酸素運動をする。それでも、痩せているときはまだ痩せている実感があり続くことができるが、いつの日か停滞期が訪れたり、急遽の食事会や体調を崩したりと「ダイエット生活」のリズムが狂ったとたん、堰を切ったように「ドカ食い」などで元の生活に戻りリバウンド。場合によっては前より太ってしまうといった現象にあうのではないだろうか。

騙される「この食べ物に含まれる成分が脂肪燃焼に効果的」

「食事制限と有酸素運動」ダイエットで苦痛を感じた人たちが次に手を付けるのがより簡単な方法で痩せるダイエット方法だ。たまにテレビ番組で取り上げられる「食べるだけで痩せる○○ダイエット」といった類のものだ。これは十中八九「食べ物に含まれる成分が脂肪燃焼に効果的」という情報がもっともらしく盛り込まれ、タレントが実践し検証が行われるものだ。
例えば最近では某テレビ番組で取り上げられた「すだちダイエット」
すだちには「スダチチン」という脂肪燃焼する成分が入っているので1日1個食べると痩せるというもの。特にひどかったのが、特に皮にスダチチンが入っているとのことで、皮ごと食べるべきと紹介されていた。
テレビの情報をうのみにして毎日1個、すだちをそのまま食っていた。皮は固く、当然タネもあるが、そのまま食っていた。これで痩せるならと、、、本当に2ヵ月近く毎日続けた。全く痩せなかった。

びっくりするくらい「全く痩せなかった」

思えば、キャベツダイエットとかリンゴダイエットとかも同じく「全く痩せなかった」
こうしてもっともらしい情報に騙される人は私以外にも多くいるのではないだろうか。すだち農家さんごめんなさい。あれはテレビ局が絶対わるいと思います。

失意の中で再びダイエットを決意

何度もダイエットを繰り返して太っていた私は、半ばあきらめていた。なぜならこれまで自分の中でいくら太っても70キロ(身長170センチ)を超えることがなかった。30歳を超えてからも、このラインは決して超えなかった。しかし35歳になってとある日、体重計に乗ると、、、、
71.1キロ
人生のMAX体重を軽々とオーバー。
これはまずいと思って再び、ダイエットを決意。もう、巷のウソを鵜呑みにせず、自分で正しいダイエットを見つける思いで再チャレンジしました。

原点に立ち返ったシンプルダイエット

これまで何度もダイエットにチャレンジして、失敗した経験から得たことは

・食べる系のダイエットは現状存在しない
・カロリーの摂取を代謝カロリーを抑えること、特に炭水化物の摂取を抑えること

この2点に立ち返り、カロリー(炭水化物)を抑えながら痩せることを第一の指針にしました。
しかし、このカロリー制限ダイエットはもちろん何度もチャレンジした経験からわかるのだが、「とにかく空腹がつらい」

「我慢の限界が来て爆食いが始まり元に戻る」
この恐怖体験がありました。ただ、痩せるには代謝より摂取カロリーを減らす以外存在しないので、カロリー制限を行うことにしました。

初めて挑戦した「ウエイトトレーニング」

カロリー制限ダイエットとともにチャレンジしたのが「ウエイトトレーニング」
耳にタコができる人もいるかもしれないが体脂肪をただ落とすのではなく、筋肉をつけて代謝をあげる試みです。私はもともとウエイトトレーニングには全く興味がなく、むしろ「嫌い」でした。
なんとなく「マッチョはキモイ」「プロテインとか体に悪そう」という先入観がありました。
ただ、同じ生活をしていて太ってしまっているということ加齢によって代謝が落ちてしまっているということに他ならないため、筋肉をつけなければならない時期がやってきたのだろうと、太りに太った重い腰を上げて「筋トレ」に取り組むことにしました。

カロリー制限&ダンベルを使ったウエイトトレーニングで発見したこと

ネット通販で安いダンベルを購入し、トレーニングの動画などを観て見様見真似でチャレンジを始めました。(ウエイトトレーニング系のYou tuberはほぼみんな同じことを言っているのでとても信頼できます。)1日のカロリーを2000キロカロリー以内(炭水化物もほとんどとらない)に抑えて、脚、胸筋、背中を休みながらトレーニングをしました。その方法は私独自のものなので、ここには載せませんがYou tubeなどにいくらでもあるので是非試してみてください。
ここで昔の私のように

・ムキムキマッチョになるのが嫌だ。
・足が太くなるの嫌だ
・なんかキモイ

とかいう人いますが、本当に安心してほしいのだが、筋肉ムキムキの人たちは毎日毎日鬼のような節制とトレーニングをずっと続けてきた結果があの体型なので、一般人がどんなに頑張ってもあの体になるのは絶対無理。全く心配する必要なし。
「ムキムキになるの嫌だから」とかいうのは「ジャニーズになって人気ものになるの嫌」って言ってるのと同じくらいの次元。
ましてやサラリーマンなら一生懸命頑張って頑張ってたどり着いて「細マッチョ」が限界。これはトレーニングしてプロテインガンガン飲んでもちょっとずつしか筋肉大きくならないので断言できます。(もちろん体質もありますが、筋肉つきやすい人はそもそも代謝がいいはず)

プロテインって体に悪影響ないの・・・?

前の章でもちょこんと触れたが、私は今プロテインをガンガンに摂取している。しかし、昔はプロテインについて

・肝臓に悪い
・太る
・化学物質が多い

という印象であった。ちなみに私の健康診断は3年前から肝臓が悪い。
肝機能はE判定で「ただちに治療が必要なレベル」と言われており、それに付随して中性脂肪の値も悪い。そんな肝臓の悪い私も当初は心配していたのであるが、今ではプロテインを1日30グラム以上必ず摂取している。心配された体への影響はというと逆に好転している。この理由については不明だ。もちろんダイエットを同時にやっている為、プロテインの摂取が直接的にいい影響を与えたという根拠にはならないが、少なくとも肝臓へ悪い影響を与えるのであれば、数値への影響を多少なり与えるはずが、数値への影響を感じるものはない。これについてはまだ、人体への影響についてエビデンスを与えるものではないが、そこまで悪い影響を与えないのではないかと感じている。

プロテインが及ぼすアトピー性皮膚炎への影響

私は小さいころからアトピーであり、好不調を繰り返し、ちょうど30歳を過ぎて肝臓の数値が悪化したときに、同時にアトピーの症状がひどくなった。ステロイドの軟膏は1日に1本使わざるを得ないほど広範囲にわたっていた。しかしこのダイエットとプロテインを摂取していることにより、私は明らかにアトピーの症状が減少している。プロテインとアトピーと検索すると「悪影響」という情報が多いが私、個人の意見では必ずしもそうではないのではと感じている。これもあくまで個人の感想であるため人それぞれ体質の違いがあるので、鵜呑みにしないでほしい。

米とパンって実は・・・

カロリー制限ダイエットを進めていくうちに知識がどんどん入ってくる中で、当たり前のことだけど一番の太る原因となるのは「炭水化物」、すなわち「糖質」の取りすぎであったことがわかる。糖質は人間にとって「エネルギー」の源であり必要な成分であるというのは常識となっています。しかし、日本人を含む人間は太古の昔、米もパンとか食べない狩猟民族であったため、本来は(そんなに)取る必要のないものであったのではないかと思われます。人類の長い歴史のなかで栄養は「木の実」「肉」「野菜」でとっていたわけですから。

サラリーマンは昼に炭水化物取りすぎ!

これはダイエットをしてめちゃくちゃ思うことで、ほぼ飲食店のすべてで異常ともいえるほど「炭水化物」にあふれている。普通に生活しているだけで太ってしまうのは無理のないことであると気づかされる。私の現在のランチは、当然炭水化物をあまり摂取したくないのであるが、そんな気の利いた店はない。外食を考えると超高いバイキング的な店になってしまうので、近くにあるスーパーで「葉系の野菜サラダ」「ゆで卵2個」「気分にあった肉」「チーズ」これだけを食べるようにしている。飽きるといえば飽きるが、しょうがない。

筋肉トレーニングの重要性について

最近「トレーニング、筋トレ」がとちょっとしたブームになっている。何故こんなにブームになるのか、やってみると「つらい」、「めんどくさい」さらに「疲れる」
ただ、続けているとだんだん自分の体に変化がみられるため「面白い」。昨日できなかったことが翌日できるようになったりするのも魅力だ。特に男性は変化を楽しむことができるひとであればとても面白い。どんどんはまっていけば体にいい影響を及ぼすことは間違いないだろう。

女性のカロリー制限と筋トレについて

実はこのカロリー制限ダイエットは女性の方が難しいと思う。それは「セロトニン」という幸せホルモンの放出量に関係している。男性に比べてセロトニンが出にくいため、他からセロトニンを摂取しようとして「糖質」を食べてしまう。そのため、スイーツ好きの多くは圧倒的に「女性」が占めている。そのため、女性が糖質と戦うのは至難の業である。これは先ほどの人類の起源を紐解くと出産のための栄養を少しでも蓄えようと体に書き込まれたことなのかもしれない。
また、筋トレについても男性に比べてはるかに筋肉量が少なくまた、トレーニングをしても付きにくいため、コントロールが非常に難しいのではないかと感じている。

チートデイの必要性

これも最近かなり盛んに言われていて「なんぞや?」と思う人もいるが、結論からいうと「チートデイ」は絶対必要。チートデイとは、その名の通り「甘やかす日」。カロリー制限ダイエットの中で数週間に1回「爆食い」する日を作るのだ。
ダイエットをしていると、最初はどんどん体重が落ちていくが、暫くすると全く痩せなくなる「停滞期」に入る。大体ダイエットを失敗するのはこの停滞期に制限を追い込みすぎて挫折して爆食いしたりして元の生活スタイルになってしまうためだ。この停滞期はカロリー制限をしていると体が少ないカロリーで動くように代謝を制限するように働く効果があるため必ず訪れるものだ。
その停滞期を脱するためには脳に「カロリーは充分で、再び代謝しましょう」
指令を送る必要がある。そのために必要なのが、「チートデイ」と呼ばれる「炭水化物」を中心に爆食い日を1日設定するものだ。
これはマジで効果があって、とあるチートデイの内容は昼に肉カレーうどんとごはん、夜はラーメン半チャーハンとその後てんぷらカレーうどんを食べた。総カロリーはなんと5500キロカロリー。成人が摂取すべきカロリーの2倍。翌日には1キロ以上太っていたものの翌々日にはもとに戻り、以降さらにストーンと落ちる。これはびっくりした。ダイエットに必要なのは「代謝」というのが改めて気づかされた。

また精神衛生上も良い。例えばダイエットをしていると2度と大好きなラーメンを食べられないと思いながらやっているが今はチートデイの時に、死ぬほど食べてやろうと苦しみが楽しみ、ワクワク感につながっている。

糖質0商品の罠

実はダイエットの時、どうしても甘いものが食べたくなってコンビニで糖質0のゼリーを買っておやつに食べた。甘くておいしいのだが、その後、異常にのどが渇き、さらに甘いものが食べたくなった。この経験から感じたのは糖質0の甘味料は食べているにも関わらず体に糖が入ってこなかったため「もっともっと」ほしいという指令が出るのであろう。つまり糖質0の甘い商品はダイエット中(普段の生活にも)には余計に悪いものであると断言できる。

ビターのチョコレートは太らないし健康的(らしい)

甘いミルクチョコレートは太るが、ビターのチョコレートは太らないし、健康にもいいらしい。食べたことないけど。悪者にされてるものがいいってパターンは多いのでたぶんこれは本当だと思う。特に女性が糖質を取りたいときにお勧めする。私は食べないのであくまで「らしい」にとどめておく。

果物は体にいいかもしれないがダイエットには向かない。

果物は自然由来の栄養素が取れるので体にいいのは間違いないが、ダイエットをしている人にとっては痩せるスピードにストップをかけてしまう。残念だが私の人体でも痩せるスピードが遅くなった実感があった。

カロリー制限ダイエットと筋トレの成果は?

このダイエットを始めて10か月が経った今、71キロあった体重は60キロである。最初のうちは筋力がみるみる上がり、体重の減少もゆっくりであったが2~3ヵ月くらいで5キロ程度減少。さらにゆっくり体重が落ちていった。心配していたマッチョ度合いも誰からも気づかれないくらいの細さだ笑。私の体にはこの方法が一番合っている為、またしばらく続けていきたいと思う。

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