ダイエット中に有酸素運動は絶対やってはダメ!筋トレに変えるべき理由

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これまでダイエットといえば家の周りを一生懸命になってランニングしたりウォーキングしたりしていませんでしたか?春や秋の気候の穏やかな日はいいですが、夏や冬は体にムチを打って外に出ていました。

それだけで超ストレスになるんだよね・・・

ランニングって習慣付けするのがすごい難しくてしかもやめた後のリバウンドがより効いてくる体幹があって本当嫌な思い出が残っている人も多いのではないだろうか。

そんなあなたに朗報です。実は近年の研究によって「有酸素運動でダイエット」という常識が覆されてきているのです。

有酸素運動は体脂肪を燃やすのは最初だけ?

よく巷では有酸素運動の継続的な実施によりエネルギー利用において体内の脂肪を燃焼させるといったものでランニングやウォーキングを1回30分以上を目安に行うことがよしとされていた。

確かにお腹についた肉はランニングが一番落ちる!

やっぱり走ると効果はてきめんに現れて、自分でもわかるくらいに一気に体重が落ちるので最初は本当にいいと思ってしまう。これが諸悪の根源なのだ。

皆さんでも同じ経験をされた方も多いと思うのだが、有酸素運動を継続していくとある日突然体重減少が緩やかになってきて自分の努力が足りないのだと、さらに追い込むか、食事制限をしてしたことはないだろうか?これはあなたの努力が足りないのではなくて体が「やめて」といっているのです。

継続するとカロリーを消費しない体になり逆効果

有酸素運動は健康な体作りとして「適度」にやることは必須です。ただダイエットでは絶対取り入れてはいけないのです。

なぜなら継続することでカロリーを消費しないよう体質が変化してしまうといいます。

有酸素運動を継続すると正常の行動時とは別でカロリーを消費する習慣が体に染みついてしまうために体内では飢餓に備えてカロリーの消費を抑えようとした反応が出てきます。その中でも最も影響が大きいのが、UCPという体温を司るたんぱく質が低下することがわかっています。

体温は名前の通り、エネルギーの燃焼による温度上昇であるためその際に摂取したカロリーを使いますが有酸素運動がエネルギーを燃焼してくれる素晴らしいたんぱく質をわざわざ減少させるのです。

だから体重落ちなくなるんだ

さらに、有酸素運動自体が体内にとっては結構な「ストレス」がかかっていて体内のホルモンのバランスが崩れてしまい、その際に脂肪燃焼を促す「男性ホルモン」が低下することもわかっています。

有酸素運動は体に大ダメージを与える

ここに「食事制限」なんかを入れてしまった日には、疲労困憊の中でさらに飢餓状態になり、ストレスやホルモンバランスの崩れに加えて痩せにくい体作りをさらに加速させるといった三重苦以上の苦しみが待っています。

そして挙句の果てにメンタルもやられて、気づいた時には爆食いが始まり、運動もしなくなり遂にはリバウンドしてしまうことになります。

そもそも一般的な有酸素運動の定義がハードすぎるのです。

近年の研究では有酸素運動は1日1回10分のウォーキングで十分と言われていて、30分のランニングは「やりすぎ」とまで言われているのです。

この程度であれば、普通の生活ですでに有酸素運動をしていることになるのです。

有酸素運動より筋トレの方が効果的

筋トレのダイエット論として一番の定説として知られている「筋肉が大きくなることで代謝が上がるため脂肪がつきにくくなる」というのは実は間違いです。

筋肉の代謝エネルギーというのは体にとっては微々たるもので、たとえ筋トレによって筋肉が1kgついたところで代謝には影響はない。

ではなぜ筋トレがダイエットに最適なのか?

誤解を恐れずにいいたいのだが、「筋トレ」単体を行っても余程ハードに行わない限りは痩せることはない。

なんだそれ?話が違うじゃないか。

適度な筋トレは、体についた脂肪を燃焼させる効果はなく、普段の生活で摂取した「糖質」と「たんぱく質」が使われることが特徴だ。

その日に摂取した食事の栄養素を筋肉がつまみ食いをするといったイメージだ。

無理のないカロリー制限と筋トレを組み合わせることで、わずかに足りなくなったエネルギーとして体内に蓄えられた脂肪を使うようになり、緩やかに痩せていくようになります。

筋トレは有酸素運動と違って全身疲はなく、鍛えた箇所の部分疲労なのでストレスホルモンの乱れもなく、むしろ脂肪燃焼を司る「男性ホルモン」も多く分泌されるのでメリットが大きい。

今まで常識とされてきた定説を疑うことで、自分にあったダイエットをとりいれて健康的な体を作り上げていって欲しいと思う。

 

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